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〒530-0035 大阪市北区同心1-9-7-801 |
敷地の周辺には5世紀頃にできた古墳が数多く存在します。建主はこの地に2代に渡って住みついてきました。そこには家族の記憶が様々な形となって堆積していますが、その象徴が庭です。公的なものとしての古墳を景観として内部に取り込み、私的なものとしての庭を平面の中心にすえて全体を組み立てました。骨格には型枠コンクリートブロック、風景を取り込む皮膜には透明ガラスとスリガラスを用いています。 |
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密集した市街地に立てる場合、プライバシーを保ちつつ自然の光を取り入れることが大切です。そのために上部二層に渡るルーバー状の大きな窓を設けました。また斜線制限による上部のカットに呼応した形で駐車場スペースを削り取っていますが、それを内部では空間的な広がりとして生かしています。素材的には、外部に防火性の高い工業製品を用い、内部には床・壁・天井共、自然素材である木を用いています。 |
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