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大島功市建築研究所 大島 功市                       →建築家紹介に戻る
プロフィール
1967年 8月 茨城県生まれ
1986年 3月 茨城県立緑丘高等学校卒業
1991年 3月 法政大学工学部建築学科卒業
1991年 4月〜 建築設計事務所入所
1999年 3月 大島功市建築研究所 一級建築士事務所設立

独立して初の作品”矢部の家”がテレビ朝日”渡辺篤史の建もの探訪”で紹介される

〒185-0011 東京都国分寺市本多2-15-23 
ジョイフル国分寺1F-8


大島功一建築研究所 プロフィール
閑静な住宅街に地下1F地上2Fのコンクリートの塊を計画した。
10m×10mの正方形の敷地に回廊式の形態をとるコの字の建物を考えた。
建蔽率・容積率・斜線等の法的制限も厳しい中、水平方向だけでなく垂直方向にも豊かな空間が広がる。
中庭を中心に構成されたこの住宅は、外部に清楚な美しい景観を提供し、内部にはプライバシーを考慮した静かな空間を持つ建築である。



現在の住宅では個室が少ない上、子供が大きくなったことから、個室を確保するために増築・既存改装が始まった。
既存の木造地上2Fに、RC造地下1F/地上1Fの増築を考えた。増築部分地下は音楽スタジオ・1Fは子供室を確保し、その上を既存とつながる屋上として利用する。増築をRC造とすることでの省エネルギーへの配慮・木造も含めての耐震性を確保し、強固なRC造という構造を生かして、1F車庫廻りを広く自由に使うため屋上から吊った無柱のスチール庇を設置した。今まであるものに新しいものを付け加えることで風景を変えることになるため、廻りに対する影響には気を使った。ダイナミックに大きく突き出たスチール庇・屋上スチール手摺・アルミサッシュをホワイト色にすることで既存との整合性を図った。それらに、幾何学形状であるコンクリート打放しの塊が加わり全体をまとめている。
単純なプログラムと単純な形状を併せ持つ、機能美建築である。

ニュータウンの静かな住宅街に建つ夫婦のための住宅です。
内外装コンクリート打放しの塊です。単純な平面形状と垂直方向の空間の豊かさを併せ持つ建築です。
装飾を極限までそぎ落とした、機能的デザインの集合体を目指しました。



幹線道路から70m程入った場所に、ヤマザキアパートメントは位置する。敷地及び周辺地域は昔からの工場も残る準工業地域で、東京下町の要素を持つ場所である。その場所に、地上3階建のクライアント住居も含む集合住宅を設計した。1階にクライアントの住宅、2・3階に大小の賃貸ワンルームを7戸用意した。廻りには高いビルも多く存在し、日照も決して良い条件ではないが、全ての住戸には、中央に配したコートから光・風・水の自然要素を取り込む計画とした。 建物は、吹き抜けを持つコートを挟んで2つのコンクリートの箱が建つ形状を持ち、外階段がつなぐ構造となっている。宙に浮いたような階段にし、コンクリートの強さと見た目の不安定さをイメージした。 2つの箱は半層ずれたスキップ形状でつながる。34坪の小さな敷地に豊かな空間構成を目指し、外観は単純な箱であるのに対し内部は豊かな空間を持つようにした。
今の集合住宅はあまりにもプライバシーが守られ、昔あった住人間の交流がなくなり寂しく思う。交流を願って建物の中心に、階段・コートを配した。この吹き抜け空間が、少しでも人々に交流をもたらしてくれれば嬉しく思う。

500m程離れた、平行する幹線道路と線路との間に、矢部の家は位置する。敷地は相模原の市街地の駅近くにあり、飲食店・事務所ビル等も多いが、静かな佇まいも残す場所である。そこに、周囲の景観に挑戦するべく、コンクリートの箱を設計した。1階部分をコンクリートの壁で囲まれた閉じた空間とし、2・3階の一部を外に開放する形態をとる。この住宅は夫婦+子供+母の4人に用意された。1階にピロティ・中庭・書斎・多目的室、2階に母の個室・ユーティリティ・テラス、3階に居間・食堂・寝室、そして屋上庭園が配置される。建物は、中央の階段室が、半層ずれた2つの箱をつなぐ構成となっており、それらに取り囲まれるように3m×3mの中庭が存在し、これは高さ10mの吹抜空間となっている。この吹抜空間が、風・光・水の自然要素を取り込み、2階・3階の半層のずれと共に非日常的面白さを与えてくれる。
敷地は22坪と決して広くはなく、予算も厳しかった。しかし、夢は広がる。クライアント・施工者の協力も得て、最近のマンションや建売住宅のように、機能性・合理性だけを求めた住宅にはしたくないという思いで格闘した。設計に際しては、シンプルな形状がデザイン性を持ち合わすようにした。この建築を構成する一つ一つのものには、きちんとした寸法を与えて意味を持たせ、また素材の良さがそのまま出るように考えた。外部に対しては静かに佇み、内部には人間生活の動きが生ずる。
静と動が共存する建築でありたいと願う。

 
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