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天野秀一建築研究所 天野 秀一                       →建築家紹介に戻る
プロフィール
1956年11月大阪府生れ
18才まで大阪で育ち
名古屋・京都を経て
31才の時、大阪に事務所を開設
現在に至る

わたしが目指す建築は
simple architecture & real architecture

〒 543-0056
大阪市天王寺区堀越町9-20-205

天野秀一建築研究所 天野 秀一
傾斜のある狭い敷地に建蔽率40%と
北側斜線の法的規制、
その上6人家族で車は2台、
という非常に厳しい条件下で建てられた住宅である。
無事完成をみたのは、ひとえに施主の強い意志と工務店の献身的な努力のおかげであろう。
あわただしい日常を生きるわたし達に、外壁の米ヒバが「時の経過」を知らしめてくれることを期待している。
玄関は音楽で言えば「序奏(イントロ)」である。心を一挙につかみ、ひとをあたたかく迎え入れたいものだ 無垢の木と珪藻土だけで内部空間をつくる。自然な材料に「包まれている」という感覚は、人間が持つ胎内回帰願望を呼び起こすのか、身も心も開放され、そして癒される居心地のよい空間でもある。 吹き抜けにつくられたこの本棚の意味は、本を整理して収納するということだけに留まらない。「本が好き」というひとにとって、本の集積に圧倒される空間がどれほどの至福をもたらすか想像に難くない。
浴室と洗面・洗濯室を一体にすることは、
空間が広がるだけでなく、機能的にも合理性をもつ。
小屋裏空間をあなどってはいけない。
ある地理学者によると、ひとや動物が一番落ち着ける場所の基本条件は、「隠れ」と「眺望」という両義的条件を備えているところだという。

天野秀一建築研究所 天野 秀一
引越しのとき、手伝いに来ていた施主のお母さんが、「なんか、箱みたいな家やな」と言った。奥さんはすかさず、「そう、まさしく箱」。吹き抜けをつくるときも含め、直感的ではあるけれど、彼女がこの家を一番理解しているように思う。 内装は木(ナラの床・杉の柱・シナ合板)
と石膏ボード塗装仕上げの2種類である。
仕上げが「でしゃばらない」ことを意識してつくった。
ここに住む「ひと」が主役なのだから。
天井までの折れ戸を全開すると、和室がリビングに取り込まれる。変化自在な空間はライフスタイルを自由にしてくれる。

 
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